5月 25 2020

主人と二人で、伊勢神宮に参拝する旅行をしました。移動手段は新幹線やローカル線を活用しました。1日目に外宮とその周辺、2日目に内宮を訪れるスケジュールです。12月で寒い季節でしたが、晴れていたので行動しやすかったです。目的は伊勢神宮に参拝することと、目当てとしていた近くのホテルに宿泊することです。特にその土地でしか食べられないような食材・地元産のものを美味しくいただきたいという『グルメ旅』を楽しもうという趣旨でした。

12月ということで外宮・内宮共に比較的空いている印象ではありましたが、それでも多くの人が集まっていて『さすが伊勢神宮だな』という感じでした。外宮では資料館で勉強したり、表参道で地ビールや地元のグルメを堪能しました。また、前宿泊施設はレストランが経営するホテルで、いわゆる『オーベルジュ』のようなところです。

伊勢海老など地元の食材をふんだんに使ったフランス料理のフルコースは、圧巻でした。一緒に頂いたワインもこだわりの強いもので、大変満足しました。朝食にも伊勢海老のビスクなど特徴的なものが出され、伊勢志摩のグルメを堪能する旅に相応しいものを頂きました。内宮を参拝し大変な感銘受けたあとは、表参道やおかげ横丁で飲食を楽しみました。その場でしか体験できないことをたくさん体験した、充実の旅でした。 

伊勢神宮の起源は今から約2000年、正式名称は「神宮」と言い、大小さまざまな社が伊勢志摩地域に点在しており、全125社から成る神社だそうです。神様に失礼にならないような服装とふるまいを、と知人からも聞いていたので、肌の露出している服装は避けましょう。

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何より、食べ歩きや飲み歩きが、やはり、とても楽しかったです。特に伊勢海老やカキなどの海鮮は名産でもありますし、大変鮮度が良く美味しいものばかりでした。地ビールや日本酒なども楽しめましたし、全てが美味しく満足のいくものでした。また、宿泊施設ではホテルの部屋に温泉がついていたので心置きなくくつろぐことが出来ました。

ホテルの周りには何もないような立地条件でしたが、温泉につかりながらゆったりとした時間を過ごすのがなんとも言えず贅沢な感じがしました。英虞湾を眺めることができるテラスもついており、夜風や朝日をゆっくりと堪能することが出来ました。またその施設では、時間を区切って露天風呂を貸し切ることも出来たので、大変気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

寒い時期でしたが露天風呂に入ると体が芯から温まり、健康になって行くような感覚を覚えました。何もせずくつろげるようなリラックスタイムを持てたということが、非常に有意義で楽しく素敵なことでした。とある事情から夕食時のアルコールドリンクがフリーで頂けることになっており、シャンパンから赤ワインまでを十分に楽しんだのですが、少々量が多かったようで1杯目の赤ワインで顔がすっかり赤くなってしまい恥ずかしかったです。本当は赤ワインが一番好きなので、その前の白ワインなどを控えめに頂いておけばよかったと思いました。

感動したエピソードとしては、伊勢神宮内宮で起こった出来事が印象的です。内宮で参拝しているとき、目を閉じていると一陣の風が目の前から強く吹き、垂れ幕を大きく動かしたのです。私自身は目を閉じていたので風を感じた程度でしたが、参拝する私を見守っていた家族はその垂れ幕が大きく動く様を見て、大変感銘を受けていました。

私は何度か伊勢神宮に参拝しているので、もしかしたら神様も私のことを少しだけ記憶していてくださったのかな?…なんていう会話を交わしたのもいい思い出になりました。伊勢神宮は空気が澄んでいて雄大な雰囲気があり、その場にいるだけで体の内面から浄化されていくような感覚を味わえたのも感動的でした。